ロッドの感度と言う表現は、主にエギが着底した時や
底質が理解出来る等を指す場合が多いように思います。
ですが、エギングだけに関して言うと感度・・・
と言う部分に求めている部分は、もっと項目が多いと考えています。
潮が解らなければ、高活性の烏賊がいるポイントを見つける事は難しい・・・
逆に言えば、この潮が活発に動く部分を見つける事が
釣果アップへの近道と感じています。
例えば「払い出し」と言う言葉を良く使いますが干満の少ない日本海では、
流れが発生する程の潮は、1日の内でそう有りません。
しかし1日の大半は、潮は動いている訳で、岬や突出した岩、
ブレイク等に潮が当たり「潮のヨレ」や「潮の払い出し」が発生するわけです。
この「潮のヨレ」や「潮の払い出し」をラインを通じてロッドで感じる事が出来れば・・・
と言う考えをロッドとして製品化したのが私の右腕「EX-83ドリフト」です。
エギをシャクる時にハイピッチであれスラックジャークであれ
ライン全体に伝わってくる潮や圧力を感じる事が重要になるのです。
アクション後のテンションフォール中も同様の事が言えますが、
この時は解りやすい(感じやすい)と思います。
しかしエギが水中にある以上、ラインも水中にあるので随時情報を得る事が可能です。
感じて得る事が出来る情報は全て自分の物にして、そこから組み立てて狙う・・・
浮きも目印も使わないエギングに取って潮を掴むティップと言うのは、
感度を優先するエギングにとって非常に重要な事だと感じています。
まだまだドリフトのティップで感じ取れる情報は有ると考えて日々しゃくっています。
カンジインターナショナル 上畠克久
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