西田哲朗式 薩摩伝承カラー解説②

薩摩伝承オリーブ赤影&黒影編

 

薩摩伝承オリーブ赤影

 

 

薩摩伝承オリーブ黒影

 

 

薩摩伝承オリーブ赤影&黒影は、腹下地に業界初の

 

マット系蛍光カラー+ゴールドラメを採用しました。

 

布内側のラメの効果は、一般的には知られていないと思いますが

 

ベースをマット(艶消し)にする事で、濡れた時に下地のオレンジが強く発光し

 

 

更にラメの乱反射が活かされる下地です。

 

 

この下地は、ただ単に今まで無かったカラーだから・・・と言う曖昧な理由では無く

 

自分自身の経験上でマズメ時や月の間、曇天などのローライトな状況下で

 

威力を発揮するカラーと言う事が理由です。

 

ランダムに配置されたラメとサイドのイエローライン下に残した

 

クラッシュシルバーホロとの相乗効果で

 

少ない光量でも乱反射を引き起すのが特徴です。

 

 

 

薩摩伝承オリーブ黒影は、布を横巻きのストライプ仕上げにする事により

 

輪郭を強調しつつ細身なシルエットに…

 

 

赤影は縦巻きストライプにした事より体色変化の効果を持っています。

 

これは真横から見た場合は単なる赤の縦ストライプに見えますが

 

エギ後方から見た場合は、赤いリングが何重にも重なっているように見えます。

 

イカがエギの後方に回り込み補食態勢に入った際に

 

カモフラージュ的な体色変化で本能を刺激するのがコンセプトです。

 

 

 

双方カラー共にまずめ時に威力を発揮するカラーですが、


同条件の曇天のよるローライトや濁り&ディープ等の水中に光量が届きにくい


条件下であれば、まずめ時同様にその威力を発揮するカラーです。

 

 

カラーローテーションや使い分けの参考になればと思います。

 

 

カンジインターナショナル プロスタッフ   西田哲朗