従来の鉛スッテと言う概念を打ち破り、イカメタルゲーム専用として
開発された“カレントスッテ”は、アクション性能やフォール姿勢、
素早いステイと安定性等、テストを重ねて開発しました。
洗練されたベイトフィッシュイメージのフォルムは、
ただ単にベイトに似せただけでは無く、
フォールやアクション時のバランスを考慮し、
リアルなフォルムで有りながら操作性、
バランスを計算し尽くされた鉛スッテで有り、漁具から
ルアーへと進化させた最新イカメタルアイテムです。
スモールフォルム
※写真は20号(約75g)でカンナ込み全長90mm弱
繰り返し行ったテスト結果で最初に重視した事は、
シルエットのスモール化です。
傾向としてスモールシルエットの鉛スッテには
バイト回数(あたり)が多いと言う事に着目。
船の灯りに対してシルエットで捕える烏賊に取って、
大きく映る事は抱き難い獲物と判断されると予想されます。
カレントスッテは、スッテ本体の長さと直径を
極限のバランスで作成する事で、
烏賊が抱き易いであろうシルエットに調整しています。
又、高圧縮インジェクション製法でボディを生産する事で、
高密度でバラつきの無いバランス設計となっています。
●20号(約75g) 86mm
●15号(約57g) 80mm
●12号(約45g) 77mm
●10号(約37g) 73mm
スタビライザー
カレントスッテ最大の特徴と言えるスタビライザーは、
フリーフォールの際にスライドフォールを演出し
逃げ惑うベイトのようなアクションで、烏賊の捕食本能を刺激。
ファーストフォール時よりハイアピールアクションで烏賊に
意識させる事で追尾へと繋げます。
ステイ姿勢とバランス
ステイ時は、スタビライザーが潮流を受け流し
潮上に向かって素早い安定姿勢を保ちつつ、
潮に馴染む事で違和感を消し去り抱きやすい獲物として
ナチュラルアピールします。
又、潮流が速い場合には背中のエッジが水流を受け流す事で
左右に少しユラユラとウォブリングアクションし
止めているだけでアピールします。
アクション性能
上げ方向のアクションですが、高速ただ巻きでは縦アイと
三角形状ヘッドが水流を受け流しブルブルと小さな振動を発生。
ワンピッチでの巻き上げアクションを行えば、
左右へとダートアクションさせる事が可能。
そのままスライドフォールでアピールさせる事で
烏賊に本気で追尾させ、その後のステイや
テンションスローフォール等で抱かせるよう設計しています。
ステンレス製 国産化研フック
フックはプロスペック(エギ)にも使用している
ステンレス素材のカンナを搭載。
国産化研の鋭いフックは触れただけで刺さり、
そのまま貫通してしまう驚異のフッキング性能を誇ります。
カレントスッテは7月下旬発売です。