薩摩伝承シリーズの効果的使用方法
昨年春より好評発売中の「薩摩伝承カラー」
古くから鹿児島に受け継がれる伝統漁法「烏賊曳き」
この釣りはデッドスローで進む船の推進力のみで餌木を泳がせ、
定期的に「潮バネ」と呼ばれるシャクリ行為を行うのみの大変シンプルな釣り方故、
餌木の生地や色が釣果を分ける要因の大半を占め、
カラーローテーションこそが漁師の腕の見せどころである
と言っても 過言ではありません。
この伝統を永きに渡り受け継ぐ漁師の経験や実績と、
かつて薩摩餌木職人でもあった私自信の経験をいかし、
薩摩シリーズより更に一歩踏み込み、よりマニアックに、
そして本物を目指し、ラメや特殊塗装を用いてカンジ流に作り上げたのが
プロスペック薩摩伝承シリーズです。
本シリーズは主に漁師が出漁する時間帯・・・
つまり「朝マズメ」「夕マズメ」にその効果を発揮する事が多いと言えます。
どのシーズンでも言える事ですが、季節も深まりプレッシャーの
高まる時期は、どうしても夜間の釣行が多くなりがちです。
そんな時にカラーでの釣果の違いをハッキリと感じさせてくれるのが
シルエット強調系の薩摩伝承シリーズです。
以前、カンジ開発ブログなどで同様に紹介した
「薩摩ブラックスモーク」や「マグマブラック」も
夕マズメ〜夜間にかけてが効果的という事は既に周知の事実であり、
釣果に繋がっているという事も紹介後の販売実績から容易に推測されます。
#22薩摩ブラックスモーク
#30マグマブラック
では、この薩摩伝承シリーズやスモーク、ブラック系カラーは
「マズメ時」の使用のみなのか?
と言う質問を度々受けますが、実際はそうではありません。
まずめ=光量が少ないと言う事を加味し、
同条件を探して攻略すると効果的と言えます。
まずめ時と同条件を例に上げると・・・
光量が少ない=曇天
日光が水中に届きにくい=濁り
更には
日光が水中に届きにくい=ディープエリア
等の条件が当てはまります。
アピールカラー、ナチュラルカラーと区別しながら光量、水色(濁り)、水深等を
加味してパターン化したローテーションを行えば、
適材適所のヒットカラーを漁師目線で発見する事が出来るかもしれません。
ちなみに水深ですが、同じ場所を攻め続けていても潮の干満で潮位が変化する・・・
潮位が変われば水中へ届く光量も変わると言う事も頭に入れておくと良いでしょう!
これが、エギングは状況ごとのピースを組み合わせていく
パズルゲームと解く私のスタイルの根本にもなっています!
今後の釣行に役立てて頂けたら幸いです♪
#S1薩摩伝承オリーブ黒影
#S2薩摩伝承グリーン黒影
#S3薩摩伝承ブラックグリーン赤影
#S4薩摩伝承オリーブ赤影
#S5薩摩伝承オリーブ黒霧
カンジインターナショナル 西田 哲朗